恋愛0キロメートル マヨ編序盤でのマヨ姉の印象と印象に残った文、感想

印象:自分の性格や立ち位置をしっかりと把握して行動に起こす。
   自己犠牲する気満々な人という印象。

自分の思う『当たり前』が、相手にとって『当たり前』に解釈されるとは限らない

地の文で基本認識の一つなんだけど忘れてたというか、久しぶりに文で見たので。
まぁこれはアスペとも係ってくるんじゃないかなと。
自分の認識を他人に押し付けるみたいな。

同じような事をW.L.Oにも書かれていたからいつかそれともリンクする形で感想を書こうと思う。

マヨ編終わったわけだけども・・・
今まで木ノ本家の父親的存在として学園での姉妹の学園生活を見守ってきた長女。
そしてその幸せの一端を担おうと奔走する主人公。
で、紆余曲折の末付き合うっていう内容なんだけどもこの個別は余りマヨ姉主点に置いてないように感じるシナリオだった。
そして次女と三女を今まで散々焚きつけておいてうまくいかなかったからとキレて主人公に告白。
初見殺しの超展開でしたね、確かに個別に入ってからは多少フラグがポチポチ立ち始めてたのは分かってたけど自分の大切な可愛い次女と三女のいる場で告白するほどの気持ちは書かれてなかった気がするんだけども。
その晩の長女、次女、三女での話合いも端折られてて不完全燃焼なんだろう、そうなんだろう。
ここで読者を主人公と同じ視点に立たせて姉妹間で起きた話を見せなかった意図はなんだったんだろう。
特に後のシナリオでもこの時の話したことが伏線になってた場面なんてなかったし単に面倒くさくて書いてないんじゃないかと思いもしたけど他の個別行けば解消されることなのか?
とりあえず気になったんで書き置く。
最後に卒業するにあたって後継を五女の華に譲ったわけだけどもシナリオの途中から完全に華が主役と勘違いするほどに華が押されてた。
生徒会長信任のための華の演説は仕方ないにしても、マヨ編なら五女の成長も大切だと思うけどここはもう少しおろおろする五女をフォローするみたいな長女に花を持たせる感じの演説が良かったんじゃないかと。完全に五女に感動を掻っ攫われてて「あれ・・・マヨ姉は・・・?」と軽く戸惑ってた。
確かに長女が自分の幸せは姉妹皆が自立した後でいいって言ってたからこれと整合性を合わせるために五女が立派に自立していく一歩を描きたかったんだろうけどこれではやり過ぎだったんでは、と。

振り返ってみたら随分ネガってるけど作品自体は面白いからこの個別だけのネガです。
別に貶めようとか貶す目的で書いたんではなく純粋な感想を書いたらこんなネガティブだらけに・・・どうしてこうなった。